「柳川さげもん」について
柳川さげもんは柳川藩の奥女中が着物の残り布で、
子どものおもちゃや琴爪入れを作ったのが始まり。
そのうち、それらを下げて楽しむ様になり、今日に至っています。
さげもんは、一列に7個のまりや細工、それを下げ輪に7列結び付け
7X7=49ですが、子どもの健やかな成長と
人生50年と言われていた時代に、
1年でも長生きしてもらいたいという親の願いから
さげ輪の中央に大きな毬を2個下げて51にして飾るようになりました。
さげる順序は上中段に飛ぶもの、山のもの、木になる(咲く)、
中下段に水中のもの、動物、人形を基本としてます。
最下段は這い人形で柳川まりになります。
さげる小物にも一つ一つ願いがあります。
蝉 土の中に8年、地上に出て一週間の命。忍耐強い人になりますように。
鼠 大黒様のお使いで金運と霊力がある。働き者で子沢山。子孫繁栄。
蝶々 日本の四季を表し、春を呼ぶ生き物。
兎 赤小目のうさぎは呪力があり、神様のお使いと言われている。
申 難がさる(去る)。特に赤いさるは縁起が良い。
カナリヤ 歌が上手になりますように。
ひよこ 子供の意味。これからの成長を願う。
鶏 朝、早起きで、つがいで仲良く卵を温め育てる。
鶴 長寿の象徴。
桃 桃の節句。女性の象徴。女の子の厄払いの意味がある。
みかん 立花家の山のみかん。
桔梗 おめでたい紫の花。
赤ちゃん人形 愛くるしい赤ちゃん。
這い人形 「這えば立つ。立てば歩め」の親心。子供の健やかな成長を願う。
三番叟 お祝いの時に舞う踊り子。
おかめ 美人になりますように。
瓢箪 無病息災。
宝袋 宝物に恵まれますように。
貝人形(あさり) 良縁に恵まれますように。
金魚 童謡の赤い服を着た可愛い女の子の意味。泳ぎが上手になりますように。
いちご 栄養豊富で春を告げる。昔は高価だった赤い果物。
さらにこれらの細工の間には三角の金紙が貼り付けられます。
これはお金に例えられ、生活に困らない様にとの金縁の意味が含まれています。
さげわの部分には赤糸との結び目に桜(八女の手すき和紙)をあしらいます。
これを1対で揃え、雛段の左右に吊るしこれがさげもんの基本的な飾りつけになり、
お付き合いの多い家庭では御祝に戴いたさげもんが部屋いっぱいに飾りつけされます。
さげもんの中心を飾る大まりは、
木目込みまりや七宝まり、摘み細工まり、で製作されたものもありますが
柳川まりを使ったものが貴重とされています。
本来は草木染めの糸ですが近年ではリリヤーン、
現在では堅牢染めリリヤーンによる柳川まり制作が主流です。
縮緬細工は型紙を手にすれば独学で一通り作ることもできますが
柳川まりは最初は地玉を丸くする事すら大変ですがしっかりと師事し
て幾種類もある巻き方を習い,数多くのまりをこなした上で中心に飾る
りっぱな大まりを巻き上げる事ができます。
この技術の継承があってこそのさげもんだと思っています。
このさげもんの一般的な普及にあたっては
柳川市私立杉森高校(当時は杉森女芸学校 明治38年創立)初期より
柳川まり・さげもん製作を裁縫実習として取り入れたことで
基礎的なものが広く多くの婦人に伝えられていきました。
この時にそれまでは個人創作による個体差がまちまちだったさげもんが
まとめられて、現代さげもんの基本型となりました。
子どものおもちゃや琴爪入れを作ったのが始まり。
そのうち、それらを下げて楽しむ様になり、今日に至っています。
さげもんは、一列に7個のまりや細工、それを下げ輪に7列結び付け
7X7=49ですが、子どもの健やかな成長と
人生50年と言われていた時代に、
1年でも長生きしてもらいたいという親の願いから
さげ輪の中央に大きな毬を2個下げて51にして飾るようになりました。
さげる順序は上中段に飛ぶもの、山のもの、木になる(咲く)、
中下段に水中のもの、動物、人形を基本としてます。
最下段は這い人形で柳川まりになります。
さげる小物にも一つ一つ願いがあります。
蝉 土の中に8年、地上に出て一週間の命。忍耐強い人になりますように。
鼠 大黒様のお使いで金運と霊力がある。働き者で子沢山。子孫繁栄。
蝶々 日本の四季を表し、春を呼ぶ生き物。
兎 赤小目のうさぎは呪力があり、神様のお使いと言われている。
申 難がさる(去る)。特に赤いさるは縁起が良い。
カナリヤ 歌が上手になりますように。
ひよこ 子供の意味。これからの成長を願う。
鶏 朝、早起きで、つがいで仲良く卵を温め育てる。
鶴 長寿の象徴。
桃 桃の節句。女性の象徴。女の子の厄払いの意味がある。
みかん 立花家の山のみかん。
桔梗 おめでたい紫の花。
赤ちゃん人形 愛くるしい赤ちゃん。
這い人形 「這えば立つ。立てば歩め」の親心。子供の健やかな成長を願う。
三番叟 お祝いの時に舞う踊り子。
おかめ 美人になりますように。
瓢箪 無病息災。
宝袋 宝物に恵まれますように。
貝人形(あさり) 良縁に恵まれますように。
金魚 童謡の赤い服を着た可愛い女の子の意味。泳ぎが上手になりますように。
いちご 栄養豊富で春を告げる。昔は高価だった赤い果物。
さらにこれらの細工の間には三角の金紙が貼り付けられます。
これはお金に例えられ、生活に困らない様にとの金縁の意味が含まれています。
さげわの部分には赤糸との結び目に桜(八女の手すき和紙)をあしらいます。
これを1対で揃え、雛段の左右に吊るしこれがさげもんの基本的な飾りつけになり、
お付き合いの多い家庭では御祝に戴いたさげもんが部屋いっぱいに飾りつけされます。
さげもんの中心を飾る大まりは、
木目込みまりや七宝まり、摘み細工まり、で製作されたものもありますが
柳川まりを使ったものが貴重とされています。
本来は草木染めの糸ですが近年ではリリヤーン、
現在では堅牢染めリリヤーンによる柳川まり制作が主流です。
縮緬細工は型紙を手にすれば独学で一通り作ることもできますが
柳川まりは最初は地玉を丸くする事すら大変ですがしっかりと師事し
て幾種類もある巻き方を習い,数多くのまりをこなした上で中心に飾る
りっぱな大まりを巻き上げる事ができます。
この技術の継承があってこそのさげもんだと思っています。
このさげもんの一般的な普及にあたっては
柳川市私立杉森高校(当時は杉森女芸学校 明治38年創立)初期より
柳川まり・さげもん製作を裁縫実習として取り入れたことで
基礎的なものが広く多くの婦人に伝えられていきました。
この時にそれまでは個人創作による個体差がまちまちだったさげもんが
まとめられて、現代さげもんの基本型となりました。
彩建築・プラスワンでは 柳川さげもんだけに留まらず、創作まりまで幅広く
『まり』教室を行っています。
色の組み合わせや、様々な技法により、独創的な作品を作ることができ、
ギフトとしても大変喜ばれます。
新しい趣味を持ちたい方、伝統技法に興味のある方、みんなで創りたい方…
『まり』教室にご興味のある方、お問い合わせお待ちしております。
まり教室のご案内
講師名 |
---|
古川 まさえ |
教室のご案内 |
草ヶ江教室/第一・二・三木曜 午前10:00~12:00 百道教室/第二・四金曜 午前10:00~12:00 福寿園教室/第一・三土曜 午後13:00~15:00 拾六町教室/第二・四土曜(後期高齢者専用の教室です) |
受講時間 |
2時間 |
受講料 |
1,500円/回(材料費別) |
ご案内 |
講座によっては、材料代、運営維持費をいただいております。 入会・受講申込のお手続きは、各教室にて承ります。 |
草ヶ江教室(草ヶ江公民館) |
住所:〒810-0044 福岡市中央区六本松1丁目11-1 TEL:(092)741-7998 |
百道教室(ももちパレス) |
住所:〒814-0006 福岡市早良区百道2丁目3-15 TEL:(092)851-4511 |
福寿園教室(福寿園) |
住所:〒819-0162 福岡市西区今宿青木1043-31 TEL:(092)891-2727 |
拾六町教室(自宅) |
住所:〒819-0041 福岡市西区拾六町2丁目13-12 TEL:(092)882-5954 |
作品事例(生徒作品)
販売に関して
積極的な販売活動はしておりませんが、お時間をいただければ 製作まりを販売致します。
一つのまりから対応可能ですが、お客様の思いに寄り添って制作いたしますので
ご相談ください。